交通事故 Q&A
Q: 後遺障害慰謝料とは?
A:

交通事故によって傷害を負い、症状固定しても完治せずに後遺症が残ってしまった場合の精神的苦痛に対する賠償が後遺障害慰謝料です。
後遺障害慰謝料は、傷害を負ったこと自体に対する慰謝料とは別個に支払われます。

後遺障害は1級〜14級の後遺障害等級ごとに慰謝料額が定められており、たとえば両目を失明した場合(1級)の後遺障害慰謝料は2800万円、両足の足指全てを失った場合(5級)であれば1400万円、片手の小指を失った場合(12級)であれば290万円といった具合になっています。
もちろんこれは一つの目安に過ぎず、同じ等級でも事案によって後遺障害慰謝料額が上下することはあり得ますが、保険会社に対する増額交渉もまずはこの後遺障害等級にしたがった慰謝料を基準に進められることになります。

なお、重度の後遺障害の場合、上記のような被害者本人の後遺障害慰謝料と別個に、被害者の近親者にも慰謝料請求権が認められる場合があります。

判例は、被害者本人が死亡にも比肩するような精神的苦痛を受けた場合には、被害者の近親者にも慰謝料請求権があるとしており(最判昭和33年8月5日)、被害者本人の2〜3割程度の慰謝料を認めるケースがあります。
(両下肢完全麻痺の後遺障害が残ったケースにつき横浜地判平成4年8月20日、頚椎損傷等のケースにつき大阪地判平成10年11月30日、遷延性意識障害が残ったケースにつき横浜地判平成13年9月14日など)




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