4月 22 2015
交通事故の現場確認
交通事故の現場確認のために、少し遠方へ出かけてきました。
実際の事故現場を検討することで、見えてくることも多々あるものですから、こうした対応も必要になることがあります。
交通事故の損害賠償請求では、「過失割合」が大きな争点になることが珍しくありません。
たとえば損害総額が1000万円の場合でも、過失割合が1割増えれば、実際の賠償金額は100万円も減ることになってしまいます。
このような事情もあって、交通事故が発生した当時、加害者・被害者の双方が、どこからどう動いたのか、後になってから見解が大きく食い違うことがあります。車にはねられた被害者のはずなのに、むしろこちら側に大幅な過失ありといった主張を相手から受けることも、残念ながら割とよく見られる展開です。
お客さんのことをそこまで言われて黙ってはいられませんから、これから詳細に検討して、適切な反論を作成しようと思います。